バイクに車 BMW特集
海外のメーカーBMWの魅力とは

BMWのセダン車はなぜベンチマークされる

国内外の自動車メーカーがセダンタイプの車をリリースするときに、BMWがベンチマークされているケースは少なくありません。その最大の理由は走り心地の良さです。スピードを出しての走行にも関わらず、それを感じさせない安定感のある走りとハンドリングの良さが、心地よいドライビフィーリングをもたらすと評判です。

BMWの心地よい走行を実現する所以の1つとして、振動が少ないエンジンとして知られる直列6気筒エンジンが搭載されていることにあります。いわゆる直6エンジンは、かつては各メーカーが採用してきた主流のエンジンでした。そして、走行がスムーズな製品はこのエンジンが搭載されてきた経緯を持っています。ところが、最近の普通乗用車ではコンパクトでレイアウトに融通がきき、低コストを実現できるV型エンジンが搭載されるケースが増えています。しかしながら、BMWは小さなボディに直6エンジンを搭載する高い技術を持っており、他メーカーも注目しています。ちなみに、直6エンジンを復活させることを表明している他メーカーも登場しています。

また、BMWはフロントエンジン・リアドライブにこだわり続けています。その理由は、50:50という理想的な前後重量配分が実現することができるからです。前後重量配分が1対1になることで、バランスの良い走行がもたらされます。特に、加減速時やコーナーリング時には心地よい走行を実感することができるのです。加えて、バランスのいい走行から、タイヤが傷みにくいとも言われています。このような心地よい走行へのこだわりが、他メーカーからベンチマークされる理由と言えるのではないでしょうか。

ベンチマーク